SP的SoM Breakdown 白編
2010年9月14日
最近書くことがあまり見つからないので、SoMで僕が注目しているカード達の紹介と、独断と偏見による考察をば。
てっとり早く一色につき二枚紹介していきます。
新生エルズペス。トークン生成能力が雑把になり、自らの生み出すトークンに大きく依存する能力を持ったPW。
白系ビートよりは恐らく今後も生き残るであろうWUコントロール系に採用される、かなり防御的な側面を押し出したデザインになったように思えます。
アラーラの《Elspeth, Knight-Errant》は自身の忠誠度とトークン能力が相まって高い防御力を構築し、さらに素早く攻めに転じることのできるフィニッシャーとしての役割を果たし、その二つの要素が主にこのカードの高いカードパワーを支えています。
では今回の《Elspeht Tirel》はどうかというと、トークンを一気に3体生成できることによるボードコントロール力は生半可な物ではありませんが、初動でこれを使うと返しの《Celestial Colonnade》の1パンチで倒れてしまいます。
しかし潤沢なマナさえあれば初動+2から相手のPWやエンチャントを一網打尽にすることのできる強力なカードでもあります。
コントロールのミラーマッチで通せば勝つといっても過言ではなかった《Elspeth, Knight-Errant》を超えることは俺は難しいと考えますが、対ビートダウンを考えると話は変わります。
初動でトークンを3体出せば、相手の攻撃が通ることはめったに無いでしょう。
特にコントロールで使用するのであれば序盤に出した《Wall of Omens》なども手伝ってくれます。
従来のエルズペスとは異なり「下手に殴れば2/2以上の生物も死にかねない」という事実は相手にプランを大きく傾けてくれることを期待させてくれます。
また、-2→+2と繰り返し起動することが成功すれば、たった一枚のカードで相手を押さえ込むことも不可能でもありません。これは《Elspeth, Knight-Errant》にも共通する強みです。
pteが失われることで相対的に強化され、マナ域の並んでいる《Gideon Jura》とどちらがより使われるかは今後の環境次第でしょう。
サーチ能力全体に対する強烈なアンチカード。
Landfallに大きく依存したデッキが初手フェッチランドのみでキープした場合などはチェックメイトです。
白いデッキとのサイド後は常にこのカードの存在を頭に入れておいたほうが良いかもしれません。
現在のスタンダードで第一線級のサーチ能力を持つカードといえば《Fauna Shaman》または《Primeval Titan》,《Cultivate》等のヴァラクートの核となるカード群です。
残念ながら《Ranger of Eos》や《Sovereign of Lost Alara》,《Knight of Reliquary》等はスタンダード落ちしてしまいますが、それでも十分な影響力を持っているといえましょう。
このカードの影響力は下の環境にとっても決して軽視できない物となることが予想されます。
多くのフェッチランドに依存したZOOやCTG、フェッチもさることながら《Infernal Tutor》擁するANTにとっても死活問題となりえる性能を持つ生物なのではないのでしょうか。
てっとり早く一色につき二枚紹介していきます。
Elspeth Tirel (3)(W)(W)
Planeswalker - Elspeth Mythic Rare
+2: You gain 1 life for each creature you control.
-2: Put three 1/1 white Soldier creature tokens onto the battlefield.
-5: destroy all other permanents except for lands and tokens.
Illus. Michael Komarck #6/249 4
新生エルズペス。トークン生成能力が雑把になり、自らの生み出すトークンに大きく依存する能力を持ったPW。
白系ビートよりは恐らく今後も生き残るであろうWUコントロール系に採用される、かなり防御的な側面を押し出したデザインになったように思えます。
アラーラの《Elspeth, Knight-Errant》は自身の忠誠度とトークン能力が相まって高い防御力を構築し、さらに素早く攻めに転じることのできるフィニッシャーとしての役割を果たし、その二つの要素が主にこのカードの高いカードパワーを支えています。
では今回の《Elspeht Tirel》はどうかというと、トークンを一気に3体生成できることによるボードコントロール力は生半可な物ではありませんが、初動でこれを使うと返しの《Celestial Colonnade》の1パンチで倒れてしまいます。
しかし潤沢なマナさえあれば初動+2から相手のPWやエンチャントを一網打尽にすることのできる強力なカードでもあります。
コントロールのミラーマッチで通せば勝つといっても過言ではなかった《Elspeth, Knight-Errant》を超えることは俺は難しいと考えますが、対ビートダウンを考えると話は変わります。
初動でトークンを3体出せば、相手の攻撃が通ることはめったに無いでしょう。
特にコントロールで使用するのであれば序盤に出した《Wall of Omens》なども手伝ってくれます。
従来のエルズペスとは異なり「下手に殴れば2/2以上の生物も死にかねない」という事実は相手にプランを大きく傾けてくれることを期待させてくれます。
また、-2→+2と繰り返し起動することが成功すれば、たった一枚のカードで相手を押さえ込むことも不可能でもありません。これは《Elspeth, Knight-Errant》にも共通する強みです。
pteが失われることで相対的に強化され、マナ域の並んでいる《Gideon Jura》とどちらがより使われるかは今後の環境次第でしょう。
Leonin Arbiter (1)(W)
Creature - Cat Cleric Rare
Players can’t search libraries. Any player may pay (2) for that player to ignore this effect until end of turn.
"Our people are torn by infighting. Until the two sides reconcile, our laws can carry no meaning."
Illus. Shelly Wan #14/249 2/2
サーチ能力全体に対する強烈なアンチカード。
Landfallに大きく依存したデッキが初手フェッチランドのみでキープした場合などはチェックメイトです。
白いデッキとのサイド後は常にこのカードの存在を頭に入れておいたほうが良いかもしれません。
現在のスタンダードで第一線級のサーチ能力を持つカードといえば《Fauna Shaman》または《Primeval Titan》,《Cultivate》等のヴァラクートの核となるカード群です。
残念ながら《Ranger of Eos》や《Sovereign of Lost Alara》,《Knight of Reliquary》等はスタンダード落ちしてしまいますが、それでも十分な影響力を持っているといえましょう。
このカードの影響力は下の環境にとっても決して軽視できない物となることが予想されます。
多くのフェッチランドに依存したZOOやCTG、フェッチもさることながら《Infernal Tutor》擁するANTにとっても死活問題となりえる性能を持つ生物なのではないのでしょうか。
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